「自由学園明日館」コンサート報告第1弾💖
フランクロイドライト設計、重要文化財に指定されている「自由学園明日館」コンサート、10月11日、お月様にも見守られながら、大盛況で幕を閉じました。ご来場いただきましたお客様、本当にありがとうございました!
今回はなんと8月末でチケット完売、、せっかくお申込みくださった方々、キャンセル待ちしてくださった皆様、申し訳ありません。。ありがとうございました。
ぜひ、シリーズ化したいと話しておりますので、もしよろしければ次の機会を楽しみにしていただけましたら嬉しいです😊
初めてこちらの明日館、訪れた際に感動したのは、フランクロイドライト設計の圧迫から解放、と称されるホールの空間。そして、そこで聞いた試し弾きの際の森川拓哉さんのピアノの空から降ってくるような音、音、音。
コンサートの題名を`Soindo, sonido, sonido`(sonidoはスペイン語で音♬)に決定!!
そして、副題は~序章 見えてくる風景、音にみちびかれるままに~
何かシリーズ化を予測させるような副題をつけたいね、とメンバーで話をしていまして、
一瞬、’拓哉、聖隆、純子の大冒険♪’ってしようかと思いましたが、、もう少し、かっこよく!!、今回の副題にしました。当日、会場でもお話させていただきましたが、今回のように作曲者ご本人がいる前で、自分の振り付けを踊るというのは初めての経験でして、ドキドキでしたが、全部の曲が聴いたときにわあーーーーっと風景が押し寄せてくる感じで、そこから音に導かれるままに踊りが生まれてきました。素晴らしい体験でした。
そして、序章。ここがポイント。まだまだこれからの可能性に期待して💕
当日のプログラムを裏話、お客様から頂いたメッセージも交えながらご紹介させていただきます。
<オープニング>Bulerias: Carmen Amaya, Sabicasに敬意をこめて
私は、フラメンコを始めたときから、今も変わらず、一番好きなフラメンコダンサーは?と聞かれたら「カルメン・アマジャ!!」(Carmen Amaya 1913~1963)と答えます。
最初の森川さん、菅沼さんとのリハーサルの際、この話をしましたら、菅沼さんがカルメンアマジャの片腕だった名ギタリストのサビーカスについて熱く語ってくださり、スタジオでサビーカスの曲をサビーカス流の弾き方で弾いてくださったのですが、、素晴らしかった!!ちょっと感動して涙出てしまうくらい。そこから一気に話が盛り上がり、、なんとリハーサル2時間のうち、1時間半くらいを三人でカルメンアマジャ、サビーカス研究に没頭してしまった。。でも、楽しかった!
当日、小道具で使ったテーブルもこの話から、アンティークショップに探しに行き、手に入れた実は逸品です(フランス製)。
<Arabian dance>
森川さんのヴァイオリン、菅沼さんのギターで
この曲も上の話つながりで、サビーカス作曲の曲になります。名前の通り、アラブの風を感じる曲。森川さんが当日の会場の明日館のホールの壁画からイメージを得て、この曲に決定されたそうです。チンチネスとかでいつか踊ってみたい曲です。
<cantando bajo la lluvia>
作曲:森川拓哉
森川さん作曲のピアノ曲。真っ白のバタデコーラとパラソル(中世や大正を感じさせるレースとパラソル:J様コメント、モネの日傘をさす女のよう:Y様コメント)で踊らせていただきました。衣装も大好評で嬉しかったです🥰
曲名を和訳すると’雨に唄えば’。森川拓哉さんの水音がころころ流れていくようなとっても美しい曲。私には木漏れ日も見えて、なので、日傘を使った振り付けにしてみました。
大好きな曲で、毎日、聞いていました。特にダイジェスト動画にも少し使わせていただきましたが、イントロの始まるところが大好き💕です!!
<月の詩>
こちらは、サプライズ!
この日は本当に綺麗なお月様が出ていて、会場のホールの大きい窓からよく見えました。リハーサルの際、踊っていたら、とっても綺麗なお月様が見えて、’お月様が見えます!’とお伝えしたら、せっかくだから、月の曲、弾こう!!とおっしゃってくださいました。森川さんのお嬢様の3歳のお誕生日に創られた曲だそうです。なんてロマンティック🌙!!(森川拓哉さん、CDを発売されました!この曲も入っているそうです✨ご興味ある方はスタジオテソロまでご連絡くださいませ)
だんだんと会場が魔法にかかり、、
後半へ続きます。
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